ドルコスト平均法とは

「ドルコスト平均法」とは、毎月1万円を投資信託の購入にあてるなど、定期的に一定額ずつ投資をする投資手法のことです。

 一定額ずつ継続的に投資し続けることによって、結果的に投資対象の金融商品が安いときには多く買い、高いときには少なく買うことになるため、価格下落のリスクはメリットに、同時に価格上昇時のリスクに対しては高値づかみを防ぐ効果があります。

 積立期間が長くなればなるほど価格が平均化される期間が長くなるため、よりリスクに強くなります。

 ドルコスト平均法は時間を味方につける投資手法であり、相場の上下に一喜一憂して途中で投資をやめてしまうとそのメリットを生かすことはできません。また、いずれかの段階で売却して損益を確定することになりますが、その段階で価格が平均取得価格を下回っていると損をすることになるため、損益を確定させるタイミングが重要となります(なお、損益を確定させるタイミングも分散することでリスクを分散することができます)。

作成日:2022/01/10
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Allears オールイヤーズ事務局で作成した記事です。
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